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季 外
祭りの予定表
ドレスデンの気候
 季外 (Zeitlos)
  Yenizde
  ギリシャ語で、イェニージェと読むようだ。元々はタバコ工場で、1908年~1909年に建設された。フーゴー・ツィーツという企業家がギリシャ北部のYenidzeから原料を輸入して、タバコ工場を建設しようとした。しかし、当時ドレスデンでは中心街の景観内に工場とわかる建物を建設することが禁じられていた。そこで考えたのがオリエントのタバコをイメージさせるモスク風建物。できあがった時はきわめて悪評で議論を巻き起こしたが、おかげでツイーツのタバコは世に知れ渡ったという。現在はオフィスビルで、最上階にはレストランもある。
 プロテスタント様式初の教会
   トールガウはドレスデンからエルベ川に沿って100kmほど下ったところにある。第2次大戦の末期、西から進軍した米軍と東からのソ連軍が出会った「エルベの邂逅」で知られる。戦争の災禍を免れ、歴史的建造物が多い。エルベ河畔に立つハルテンフェルス宮殿には16世紀、マルティン・ルターの庇護者でもあったザクセン選帝侯ヨハン・フリートリヒも住んだ。
写真はハルテンフェルス宮殿内に設けられたドイツ最初のプロテスタント教会。
 世界文化遺産
ドレスデンからピルニッツに至るエルベ川の流域一帯は2004年、ユネスコから世界遺産に指定されましたが、ドレスデンではその後聖母教会も完成し、今年は800年祭が開催されています。それに伴って、観光客も大幅に増加しており、今年第1四半期の宿泊数は20%近い増加となりました。日本からの観光客も24.4%増加し、ドイツを除く国別では引き続き2番目でした。
写真は世界遺産指定を記念する銘板(Loschwitz地区)
 消える税関
2007年12月21日、東欧9ヵ国がシェンゲン協定に参加し、ドイツとポーランドやチェコとの国境でも税関検査が廃止されました。東西ヨーロッパを結ぶ主な道路で税関検査のため、時には何十kmもつらなったトラックの列は消え、乗用車もかつての税関のあったところをすいすいと通り過ぎているとのことです。
地球環境問題など将来の諸問題に対して目標を定めて前向きに取り組むヨーロッパは発展に向けてさらに一歩を進めました。
写真はドレスデン方面からエルベ川を遡ってチェコのデシンへ向かう国道の途中にあるシュミルカの税関.
 (2005年8月2日撮影)
 エコ運輸 (Ecological Transport Service)
タグボートに押されてエルベ川を遡るはしけ。船体には"・HIER FAHREN 86 LKW. ・ICH KANN 1,200T GÜTER TRANSPORTIEREN. ・WWW.ETS-ELBE,DE"(「トラック86台分が走っています。1,200トンの貨物を運べます。」)と書かれています。
URLにある"ETS"はドレスデンが本拠の"Ecological Trasnport Service"のことで、環境意識も高まって「エコ運輸」の利用は増加しているようです。ドレスデン周辺のエルベ川を往来する貨物の約半分はコンテナで、その他では土石、鉱石・鉄くず、農林産物、肥料などが主な貨物です。
(2005年11月04日撮影)
 褐炭の露天掘 (Braunkohletagebau)
ノホテンの褐炭露天掘り ドイツは改めて脱原発の道を歩もうとしています。風力や太陽光など再生可能エネルギーが原子力に取って代わるまでの間、電力供給を支える柱のひとつになるとみられるのが石炭火力。
ザクセン州北東部の上部ラウジッツ地方ノホテンでは旧東独時代の1960年代に褐炭の露天掘りが開始され、これまでにいくつもの村を呑み込みながら現在も年間1,800万トンが採掘されています。その大部分ははるか後方に見える最新鋭のボクスベルク火力発電所で電力に変えられます。
(撮影:2005年08月01日)
 安定した電力供給を支える褐炭発電所
ボクスベルク褐炭発電所 ドイツのエネルギー自給率は約30%で、日本の4%と比べると格段に大きい。国内で産出する最大のエネルギー資源は褐炭で、産出量は世界一を誇る。ほとんどは発電に使用されていて、電力供給の4分の1あまりを担っています。間もなく再生可能エネルギーにその座を譲ることになると思われますが、効率の高い最新鋭の褐炭発電所は不安定な再生可能エネルギーを補って、安定した電力を供給するために欠かすことができません。写真はドレスデンから北東へ70kmほどのボクスベルク褐炭発電所。(2005年8月1日撮影)