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   ドイツの温室効果ガス排出量の推移と削減目標

ドイツは2010年のエネルギーコンセプト策定以来、温室効果ガスの排出量を1990年比で2020年までに40%削減し、2050年までに80%~95%削減する目標を設定している。

実績では京都議定書の目標(2008年~平均9億7,400万トン)は順調に達成したが、2012年以降は排出量の削減テンポが低下している。
景気の上昇や、原発の半数を停止して以降、再生可能エネルギーだけでなく、褐炭の使用が増加していること、排出権価格が低下していることなどが要因。

2014年春の調査では2020年の削減率は33%にとどまる可能性が指摘され、連邦政府は「2020年行動プログラム」を策定して、再生可能エネルギーの拡大、エネルギー効率の向上をさらに強化してくことにしている。2015年10月には電力業界との間で褐炭発電の削減で合意した。

なお、日本の2030年度の削減目標(2013年度比でマイナス26%減)は1990年度比ではマイナス18%となる。
図 ドイツの温室効果ガス排出量の推移と削減目標
(単位:100万トン/CO2換算)
注1)日本は年度。ドイツの2015年は推定値
注2)ドイツの目標=2020年に1990年比で40%減、日本の目標=2030年度に2013年度比で26%減
データ出所:以下のデータとドレスデン情報ファイルによる計算。
ドイツ:連邦環境庁"Nationaler Inventarbericht zum Deutschen Treibhausinventar 2016
日 本:温室効果ガスインベントリオフィス「日本国温室効果ガスインベントリ報告書2016年
(目標値は政府:環境省)

参考 ドイツと日本の国民一人あたりのCO2排出量の推移
(単位: トン/年)
 
 データ出所:UNdata "Carbon dioxide emissions (CO2), metric tons of CO2 per capita"

エネルギー関係データ
1 温室効果ガス排出量の推移と削減目標
2 一次エネルギー消費の推移と削減目標
3 電力総消費量と再生可能エネルギー電力の割合-推移と目標
4 エネルギー資源 - 自給率、輸入依存度、輸入先
5 一次エネルギー消費量の推移(種類別)
6 発電のエネルギー源別内訳とその推移
7 エネルギー源別の発電能力と実際の発電量の推移
8 原子力発電所の現状と分布地図
9 2000年の原子力合意
10 電力輸出入の動向
11 電力価格の構成と推移
12 再生可能エネルギー拡大目標と進捗状況
13 (1) 再生可能エネルギー拡大の経済効果
(2) 再生可能エネルギーの拡大と経済成長率の推移
14 エネルギー政策年表(1KB)
15 エネルギー転換に関する産業界の基本的考え方
   
    
   -- ドレスデン情報ファイル 2013.03.12 --
更新:2014.10.06、2015.04.06、2016.04.29、2016.11.04